【食育の資格の違いと比較表】インストラクター/アドバイザーになる!おすすめは?どれがいい?

【食育の資格の違いと比較表】インストラクター/アドバイザーになる!おすすめは?どれがいい?

食育への関心は高まっており、食育に関する資格もたくさんあります。

本記事では食育のインストラクターやアドバイザーの資格を一挙に紹介します。

通信講座で勉強できるので、社会人の方や子育て中の方でも気軽に資格取得を目指せます。

なお、食育の資格で国家資格はありません。すべて民間資格です。

おすすめの食育の資格はこれ!

10種類の食育の資格の中からおすすめの1種類をピックアップしました!

日本技能開発協会の食育栄養アドバイザー!

ラーキャリの通信講座「食育栄養アドバイザー資格取得講座」を利用すれば最短2か月で合格できます。また、自宅で受験できます!

勉強が苦手でもできました!
自宅での学習で最初は不安でしたが、分からないところは公式LINEから質問してすぐに教えてくれるので勉強がそんなに得意ではなかったけど試験に合格できました!色々とサポートありがとうございました。

Kishida様:ラーキャリ公式サイトより

短期間で資格が取れることが魅力
食に関することを学んでアドバイザーをできればと思い受講しました。短期間で試験まで受験できたのでよかったです。

栗本様:ラーキャリ公式サイトより

\2か月で合格を目指せる!/

公式サイトで詳しく見る

 

食育の資格10種類の比較一覧表

食育に関する資格、講座、講座受講料を表にしました。

講座名に講座の公式サイトへのリンクを貼っています。

食育に関する資格 講座 税込受講料
食育栄養アドバイザー ラーキャリ 49,500円
食育インストラクター がくぶん 39,900円
離乳食・幼児食コーディネーター ユーキャン 32,000円
食育実践プランナー ユーキャン 39,000円
食育メニュープランナー たのまな 25,300円
親子で食学 食学Baby/親子で食学 食学Kids たのまな 41,800円
オンライン食育栄養士資格 Smart資格 27,800円
幼児食インストラクター キャリカレ 38,600円
アレルギー対応食アドバイザー キャリカレ 51,800円
食育アドバイザー キャリカレ 38,600円

表の上から順番に試験と講座の内容を紹介します。

食育の資格10種類

食育栄養アドバイザー認定資格

食育栄養アドバイザー

「食育栄養アドバイザー認定資格」とは、一般社団法人日本技能開発協会が実施する資格です。

食事から得られる栄養の身体面への影響を、食育基本法にもとづいて正しく理解することができます。

また、肉、魚、野菜などの栄養素に関しても詳しく学べるため、身体の状態に合わせて最適な献立の提案が可能です。

試験内容

食育栄養アドバイザーの試験で問われるのは、肉、魚、野菜等に含まれる基本的な栄養素、また、食物アレルギーについてなど、栄養と健康の基礎知識です。

オンラインで受験します。出題数は30問で、70点以上で合格です。

受験料

試験のみ受ける場合は11,000円(税込)です。

テキスト教材とのセットで申し込む場合、教材費と受験料を合わせて49,500円(税込)です。

資格取得のための講座

食育栄養アドバイザー資格のための講座には、通信講座のラーキャリが実施する「食育栄養アドバイザー資格取得講座」があります。

およそ2か月の学習が資格取得に必要な期間の目安です。

以下は本講座で学ぶ内容です。

  • 健康と栄養学
    栄養素と栄養とは?
    サプリメントの必要性
  • 栄養素の種類と役割
    七大栄養素のそれぞれの役割
    栄養素の役割
  • 生活習慣病の予防
    生活習慣病とは
    肥満の判定はBMI
    生活習慣病予防の食事

講座の受講費用

ラーキャリの食育栄養アドバイザー資格取得講座は、講座費用のみでは38,500円(税込)です。

なお、ラーキャリで試験と講座を一括で申し込むと、合計39,500円(税込)であり、実質1,000円(税込)で試験を受けられます。

日本技能開発協会へ直接試験を申し込むより1万円(税込)安いです。

\2か月で合格を目指せる!/

ラーキャリの公式サイトはこちら

 

食育インストラクター

食育インストラクター

「食育インストラクター」とは、NPO日本食育インストラクター協会が実施する、食育を基礎から学ぶための資格です。

食育の知識を身につけ、実生活で実践、また、指導できるレベルまでを目指せます。

1~5級までの5段階で認定され、最高レベルの1級取得者は、食育や料理、栄養などの各分野に高度な知識を有し、それを生かした普及活動が可能です。

試験内容

食育インストラクターの試験内容は受験する級によって大きく違います。

プライマリー(5級に該当)は初歩的な内容であり、NPO日本食育インストラクター協会指定の通信講座を受講することで誰でも取得できます。

4級からは会場での受験が必要です。東京では服部栄養専門学校、関西では兵庫栄養調理製菓専門学校が会場に設定されています。

問われる内容は、食育の基本、食材についての知識、栄養学の基礎、および、食習慣やマナー、食に関する問題など多岐にわたります。

3級以上もこれらを踏まえた上で、さらに、食の安全や健康増進、食の環境などの深い知識が問われる内容です。

受験料

食育インストラクター試験の受験料は、受験する級によって違います。

プライマリー(5級に相当)は通信講座の受講費用は39,900円(税込)のみです。

4級は、食育インストラクター推進校にて授業や実習を受講するための費用がかかります。費用は推進校の規定によって違います。

3級も費用は推進校の規定によりますが、3級資格認定研修会を受講し、筆記試験を会場にて受ける場合は、計15,500円(税込)です。

2級の取得費用は取得方法によって違います。おおまかに分けると、NPO協会の会員と非会員の場合です。

会員の場合、研修会の受講料が13,000円(税込)、食育の受験料が5,500円(税込)、調理の受験料が5,500円(税込)です。非会員の場合、受験料は同じですが、研修会費用が25,000円(税込)かかります。

1級の取得費用も2級と同じです。会員かどうかで費用は異なります。

資格取得のための講座

NPO食育インストラクター協会指定の「服部幸應の食育インストラクター講座」があります。「がくぶん」が提供している対策講座です。

5級はこの講座を受講して認定課題に合格するだけで取得可能です。

4級以上は、推進校に通学して必要な知識と技術を身につけたうえで試験に挑む人が多いです。

講座の受講費用

がくぶんの「服部幸應の食育インストラクター講座」の受講費用は39,900円(税込)です。

4級以上の取得のために推進校に通学する場合は、学校規定の授業料等がかかります。

\服部幸應先生が講師!/

がくぶんの公式サイトはこちら

 

離乳食・幼児食コーディネーター

離乳食・幼児食コーディネーター

「離乳食・幼児食コーディネーター」とは、一般社団法人日本味育協会が認定する資格です。

資格の名称通り、乳幼児の食に関するスペシャリストに与えられる資格で、この資格を所有していれば離乳食や幼児食の正しい知識、レシピ、調理法などを身につけている証になります。

試験内容

試験内容は、食や栄養についての基礎知識を始め、乳幼児の月齢・年齢に合わせた適切な食材やその選び方などです。

マークシート方式の試験で、合格基準は得点率70%以上です。

受験資格はなく、試験はオンラインでの実施なので自宅で受験可能です。

受験料

単体での受験料はありません。費用はすべて、以下に紹介する「離乳食・幼児食コーディネーター講座」の受講料に含まれます。

資格取得のための講座

離乳食・幼児食コーディネーターを取得するには、ユーキャンの「離乳食・幼児食コーディネーター講座」の受講が必要です。

標準の受講期間は4か月で、試験を含め合計4回の添削が受けられます。4回目の添削課題が認定試験です。

講座の受講費用

講座の受講費用は32,000円(税込)です。

月々2,980円(税込)、11回の分割での支払いも可能です。

\自宅で受験できる!/

ユーキャンの公式サイトはこちら

 

食育実践プランナー

食育実践プランナー

「食育実践プランナー」とは、一般社団法人日本味育協会の認定する食育に関する資格です。

食育に関する基礎知識を身につけ、それを生かして日々の調理を実践し、栄養バランスの取れたおいしい食事を作れるようになることを目指します。また、子どもに食のマナーを教えられるようになるなど、教育的な知識やスキルの習得も可能です。

試験内容

食材と栄養素の基礎知識、老若男女が食べやすい食事を目指す調理法、配膳の仕方、食事のマナーなどが問われます。

通信講座を約6か月かけて受講します。最後に課題を提出し、70%以上の得点で合格、修了です。

受験がありませんので、すべて在宅で完結します。

受験料

試験単体の受験料はありません。

すべての費用は、以下に紹介するユーキャンの「食育実践プランナー講座」の受講料に含まれます。

資格取得のための講座

食育実践プランナーを取得するには、ユーキャンの食育実践プランナー講座の受講が必要です。

テキストが計5冊、さらに、レシピ集や食育実践のガイドブック、アイデアブック、関連書類などの副教材があります。標準の受講期間は6か月ですが、受講開始から12か月間は指導を受けることが可能です。

講座の受講費用

食育実践プランナー講座の受講費用は39,000円(税込)です(一括払いの場合)。

12回の分割払いでは月々3,300円(税込)です。

\受験は不要!/

ユーキャンの公式サイトはこちら

 

食育メニュープランナー

「食育メニュープランナー」は、NPO法人みんなの食育が認定する資格です。

食育についての知識を理解し、一汁三菜を基本に栄養バランスの取れた献立を自分自身で考えられるようになること目指します。また、食育の大切さ、食べることの楽しさを知ることのできる資格です。

試験内容

食育メニュープランナーの資格を取得するには、指定の養成講座を約6か月間受講し、定期的に与えられる実践課題レポートを提出します。

各レポートにおいてA・B・C・Dの4段階評価のC以上の評価を得ることが必要です。

受験料

上記で解説した通り、試験が単体で実施されるわけではありません。

資格取得のための講座

食育メニュープランナーを取得するには、ヒューマンアカデミーたのまなの通信講座「食育メニュープランナー養成講座」の受講が必要です。

講座スケジュールは5つのチャプターから成り立っています。実践課題レポートを計4回提出し、講師による添削とアドバイスをもらいます。4回のレポートをすべて提出するとともに、その評価がすべてC以上で修了です。

修了後、NPO法人みんなの食育による認定証が発行されます。

講座の受講費用

食育メニュープランナー養成講座の受講費用は、25,300円(税込)です。

なお、講座修了後、認定証の発行には別途3,000円(税込)の費用がかかります。

\受験は不要!/

たのまなの公式サイトで詳しく見る

 

親子で食学 食学Baby/親子で食学 食学Kids

「親子で食学 食学Baby」と「親子で食学 食学Kids」は、一般社団法人国際食学協会とヒューマンアカデミーの提携通信講座です。

テキストに沿って学習しながら課題レポートを提出することで認定証が得られます。

親子で食学 食学Babyは0~3歳児向けのプログラム、親子で食学 食学Kidsは4~6歳児向けのプログラムです。乳幼児の健やかな成長のために必要な栄養について学べるとともに、食事やおやつの与え方などの知識も身につきます。

親子で食学 食学Baby/親子で食学 食学Kidsはどちらも、初めて子どもを持つ、もしくは、これから持ちたいと考える方が、乳幼児に必要な栄養と食の重要性について一から学べる内容です。知識だけでなく、食を通じた親子のコミュニケーションなども身につきます。

試験内容

講座の受講と講座内のレポートのみです。受験はありません。

受験料

必要な費用は、すべて以下に紹介する講座費用に含まれます。

資格取得のための講座

親子で食学 食学Baby

親子で食学 食学Baby“は、3歳児までの乳幼児のための栄養学の基礎です。子どもに必要な離乳食、おやつの意味、また、調理する際の食材や道具の選び方など月齢・年齢に合わせた内容を学びます。

親子で食学 食学Kids

親子で食学 食学Kids“は、4~6歳児のための栄養学の基礎と理論です。親子で食学 食学Babyと同じく、子どもに必要な栄養素や調理の際の道具や食材の選び方、ならびに、食環境への意識、親子で一緒におやつを作る意義などを学んでいきます。

どちらの資格も自宅でテキストに沿って学習し、計3回のレポートを提出することで、修了証が得られます。

講座の受講費用

親子で食学 食学Baby/親子で食学 食学Kids、どちらも受講費用は41,800円(税込)です。

12回の分割払いの場合は、初回が4,147円(税込)で、2回目以降3,600円(税込)と支払い金額が変動するので注意してください。

なお、親子で食学 食学Baby/親子で食学 食学Kidsの2講座を同時に申し込むと、計83,600円(税込)の講座費用から総額5,500円(税込)の割引特典が受けられます。

また、お子さんが年子、および、双子で、同じ講座を二つ受講する際、2講座目の費用から25,300円(税込)の割引が適用されます。

\年齢に合わせた食育!/

たのまなの公式サイトで詳しく見る

 

オンライン食育栄養士資格

「オンライン食育栄養士資格」は、一般社団法人日本オンライン資格推進機構が認定する資格です。

資格の名称通り、オンラインを通じて栄養や食育についてアドバイスできる知識が身につきます。

その人の生活スタイルや年代に合わせた最適な食事についての調理法、料理術、食べ方などを習得します。

試験内容

試験はオンラインで実施されるため、インターネット環境さえあればいつでもどこでも受験可能です。

スマホでも取得できる資格なので、スマホ1台で学習から受験、認定証の発行まで手軽にできます。

試験内容は、人間に必須の3大栄養素など、栄養についての基礎知識、食べ物の消化吸収、年齢やライフスタイルに適した食事内容、また、生活習慣病の予防に大切なことなど多岐に渡ります。

制限時間20分で全60問の出題、80%以上の得点で合格です。

受験料

受験料は、講座の受講費用と合わせて27,800円(税込)です。合格点に届かず不合格となった場合でも、追試料金としてその都度1,500円(税込)を支払うことで何度もトライできます。

資格取得のための講座

オンライン食育栄養士資格を取得するには、株式会社MicoloのSmart資格「オンライン食育栄養士資格」の講座を受講する必要があります。

講座で学ぶ内容は非常に豊富です。3大栄養素やビタミン・ミネラルについての基礎知識、食物の消化・吸収の仕組み、また、健康に必要な要素、食中毒や生活習慣病の予防法などをしっかり学べます。

加えて、味覚や食事マナー、季節に適した食材、さらに、資格取得後の仕事獲得方法や個人サロンの開設方法なども教えてもらえます。

講座の受講費用

講座の受講費用は、前述のとおり受験料も含めて27,800円(税込)です。

\オンラインで完結!/

Smart資格の公式サイトで詳しく見る

 

幼児食インストラクター

「幼児食インストラクター」は、一般財団法人日本能力開発推進協会の認定するインストラクター資格です。

この資格があることで、子どもの成長に必要な栄養に関する基本知識、アレルギーや病気に対する対処法、幼児期の発達に合わせた食事について一定のスキルを備えていることを証明できます。

試験内容

幼児食インストラクターの試験内容は、幼児期にとっての食事、栄養、代謝、また、幼児食の知識や子どもが病気の時に食べる食事についての知識、さらに、食物アレルギーにまで及びます。

試験を受けるには、日本能力開発推進協会が認定する教育機関でカリキュラムを修了、もしくは、通信講座を修了していなければなりません。

カリキュラム修了後、受験料を添えて申し込み、受理されると試験問題が自宅に送られてきます。自宅で受験でき、回答した答案を日本能力開発推進協会に返送すると、1か月後に合否結果が届きます。

合格点は公開されていません。

受験料

幼児食インストラクター資格試験の受験料は5,600円(税込)です。

資格取得のための講座

キャリカレで幼児食インストラクターの通信講座を受講します。1日15分の学習で試験合格に必要な内容を無理なく学べるカリキュラムです。

わからないところは、スマホで講師にすぐに質問できます。質問は何度でも無料でできます。

講座の受講費用

キャリカレの幼児食インストラクター講座は、通常価格が38,600円(税込)です。ウェブからの申し込みで1万円(税込)の割引が適用され、28,600円(税込)になります。

\ウェブ申し込みがお得!/

キャリカレの公式サイトで詳しく見る

 

アレルギー対応食アドバイザー

「アレルギー対応食アドバイザー」の資格は、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定しています。

この資格を取得することで、子どものアレルギー対応食について専門知識と技術を備えていることを証明できます。アレルギー対応食の食材選び、メニューの考え方、作り方を人にアドバイスすることが可能です。

試験内容

試験では、食物アレルギー、アレルギー対応食の基本知識、ならびに、子どものアレルギー対応食についての実践能力が問われます。

自宅で受験可能ですが、受験条件として日本能力開発推進協会が認定する教育機関等にて必要なカリキュラムを修了することが求められます。そのため、独学で受験する、試験だけ受けることはできません。

ただ、試験自体は難しくなく、1日20分程度の学習で約3か月後には合格できるレベルです。

受験料

アレルギー対応食アドバイザー試験の受験料は5,600円(税込)です。

資格取得のための講座

キャリカレの「アレルギー対応食アドバイザー資格取得講座」です。食物アレルギーの基本知識、食材の選び方、下ごしらえの仕方、代替食材についてなど、試験合格に必要な知識を余すことなく学べる内容です。

講座の受講費用

キャリカレのアレルギー対応食アドバイザー資格取得講座は、通常価格が51,800円(税込)です。一方、ウェブからの申し込みで1万円(税込)割引の特典が受けられ、41,800円(税込)で受講できます。

\ウェブ申し込みがお得!/

キャリカレの公式サイトで詳しく見る

 

食育アドバイザー

「食育アドバイザー」は、一般財団法人日本能力開発推進協会の認定する資格です。

食について正しい知識を有するとともに、食を通じてコミュニケーションできる能力を備えていることを証明できる資格です。飲食業界や食品業界において推奨されている資格です。

試験内容

試験内容は、食品の安全性、食育、食育活動などについての基礎知識を問うものです。

試験を受けるには、キャリカレの「食育アドバイザー講座」を修了する必要があります。

受験料

食育アドバイザー資格試験の受験料は5,600円(税込)です。

資格取得のための講座

キャリカレにて「食育アドバイザー講座」を受講します。

食育の基礎から、食材の選び方、食に関する危険の見極め方、さらには、集客方法などまで幅広く学べる内容です。1日約15分、約3か月で修了できます。

講座の受講費用

キャリカレの食育アドバイザー講座は、通常価格が38,600円(税込)です。ただし、ウェブからの申し込みで1万円(税込)の割引が適用され28,600円(税込)で受講できます。

\ウェブ申し込みがお得!/

キャリカレの公式サイトで詳しく見る

 

食育とは?

食育とは?

食育とは、健康に生きる上で役立つ、食に関する教育のことです。

体質は人によって大きく異なりますが、基本的には栄養の偏りが起きると、健康を害するリスクが大きくなります。

今の日本ではスーパー、コンビニなどのお店で様々な食品を購入できますが、食についての知識が足りていなければ、好みのものばかりを食べて体を壊す可能性が高まるため、栄養を始めとする食についての知識を教えることは非常に大事です。

日々の食事を通して健康的な肉体を作り、それを維持する上で欠かせない知識を食育から学ぶことが可能となります。

子供に正しい食の知識を

小学校などでおなじみの給食も、食育の一環です。正しい食事について教えるのは親の役目ではないかと感じるかもしれませんが、現代日本では必ずしも親が食についての正しい知識を教えられるとは限りません。親が共働きであるなどの理由から、子供が1人で食事をする機会の多い家庭では、子供が食に関しての深い知識を得にくいのが実情です。

また、そもそもの問題として、親世代にも偏食の傾向があると、子供に正しい食の知識を教えることは難しくなります。実際、朝食を抜くなどのよくない習慣を身につけてしまっている大人や子供が多く、非常に危うい状態です。

子供の朝食の欠食率が増加している

2005年には食育基本法が制定され、子供たちの健やかな成長のためには食育が重要であると法律で明確にされました。

食育に対する興味は高まりつつありますが、現時点では食育の理念が十分に浸透しているとは言えない状況です。

平成30年度食育白書では、朝食を食べない小学生は5.5%、中学生は8.0%もいることが示されています。さらに、朝食の欠食率は近年増加傾向にあります。

それを食い止めるためにも、食育のインストラクターやアドバイザーの”食に関する知識”と”それを伝える力”が求められています。

第4次食育推進基本計画:食育は政策

第4次食育推進基本計画:食育は政策

2005年の食育基本法の施行以降、正しい食の知識をより多くの人に知ってもらうための食育推進基本計画が5年ごとに公表されてきました。計画は適宜修正されつつ、現在に至っています。

現在の第4次食育推進基本計画は、2021年度から2025年度の方向性を示すため、2021年2月に農林水産省より発表されました。その中で以下3つの重点事項が挙げられています。

  1. 生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進
  2. 持続可能な食を支える食育の推進
  3. 「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進

生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進

1つ目は、国民の健康の観点から、長く健康でいられるよう食育を推進することです。日本は長寿国として知られていますが、一方で健康寿命に関しては大きな問題を抱えています。

介護の必要なく、自力で健康に過ごすことのできる期間を表したのが健康寿命で、70歳まで介護なしで生活できていたのであれば、健康寿命は70年です。平均寿命と健康寿命の平均の差が大きい場合、介護が必要で不自由な生活を強いられる期間が長いことを示しています。

基本的に、平均寿命が長い国は健康寿命の平均との差も大きくなる傾向がありますが、日本の平均寿命と健康寿命の差の平均は、2016年のデータで9.4年と、決してよい数字ではありません。

十分に介護制度が整っているからこそ差が生まれるとも言い換えられるのですが、介護が必要になると、長きにわたって苦しさを感じやすい点は大きな課題です。

介護なしで自分らしく生きられる期間をなるべく長くする上で、食育の力が求められています。

持続可能な食を支える食育の推進

2つ目は、食を取り巻く環境や文化の視点を取り入れつつ食育を推進することで、SDGsとも関係している項目です。

持続可能な開発目標、すなわちSDGsとは、既存の地球の資源を浪費するばかりの経済活動ではいずれ限界が来るとの提言を受け、地球全体がどん詰まりの状態にならないようにするために各国が取り組む、国際的な目標です。

食はSDGsと大きく関係しており、日本は非常に食の選択肢が豊富ではあるものの、一方で食料の多くを輸入していながら食品ロスが多発しているという、いびつな状況にあります。

また、伝統的な和食文化の引き継ぎがうまくいっていない点、都会を中心に農業や漁業の従事者に対する理解や感謝が足りない点なども問題で、環境面、文化面での対策も欠かせません。

「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進

3つ目は食育に時代の流れを反映させることで、オンラインを通じて料理を学ぶ、アプリで食育を学ぶといった、IT技術を駆使した取り組みが求められています。

子供の頃からYouTubeなどの動画サイト、スマートフォンに触れて育った若い世代に対する訴求力が期待できる一方で、高齢者を中心にパソコンやスマートフォンなどの機器の使用を不得手としている人も依然として多く、そのような人を取り残さないために、どう工夫をこらしていくかも大きな課題です。

食育は保育園や小学校で取り入れられている

食育は保育園や小学校で取り入れられている

保育園や幼稚園といった、極めて早い段階から食育を取り入れるケースもあり、物心がついていない低年齢であっても、工夫次第で食育の理念に触れてもらうことはできます。

給食作りを手伝えば、調理に携わる人の苦労にも触れられますし、日々の食事に対して感謝の気持ちを持ってもらうことも十分可能です。

庭など十分に広いスペースがある保育園や幼稚園の場合、食べ物の大切さについて知ってもらうために、食べられる野菜や植物を育てる例もあります。

また、小さい頃に色々な食べ物を経験している子供ほど、好き嫌いが起こりにくいことが分かっており、幼少期に様々な食べ物を経験することも立派な食育です。

小学校ではより多くの取り組みが試みられており、定番の食育として挙げられるのが3群点数法の採用です。

3群点数法とは、様々な食品を簡易的に赤色、緑色、黄色の3つに分け、点数をつけるシステムのことで、体に必要な栄養素を分かりやすくする効果が期待できます。

筋肉や血液を作る上で欠かせない肉類、乳製品などが分類されているのが赤色のグループ、体をスムーズに動かすために欠かせない野菜や海草類などが分類されているのが緑色のグループ、体のエネルギー源として有用な穀物や甘いものなどが分類されているのが黄色のグループです。

バランスのよい食事を実現するために、必要な食品と分量の目安を知るのはなかなか大変ですが、卵1個で赤1点などのように、食品ごとに色と点数をつければ一気に把握しやすくなります。

授業の一環として、朝食の重要性や偏食による健康のリスクを伝えることも、多くの小学校で取り入れられている定番の食育です。子供たちの全員が全員、勉強に対して前向きであるとは限らないため、体験を通じて食育を学んでもらうことも欠かせません。

お惣菜や冷凍食品といった出来合いのものが食卓でよく使われているなどの理由により、加工前の食材についての知識が乏しい子供も珍しくはありません。調理実習などの機会を設けて、肉類や魚介類、野菜などに触れることも非常に大事です。

一方で、現在はまだまだコロナウイルスの流行の収束が見えない状況であり、保育園・幼稚園にしろ、小学校にしろ、食事に対して非常に気を使わなければいけない状態が続いています。子供たちが感染を気にすることなく、気軽に食育に触れられるようになるまでには、まだしばらく時間がかかるでしょう。

だからこそ、子供たちの興味を惹くような動画を作るなど、新たな食育へのアプローチ方法を試すことが大事です。

食育は幼児だけでなく大人や高齢者も対象

食育は幼児だけでなく大人や高齢者も対象

食育の対象は子供たちですが、先に書いたように大人でもよくない習慣を身につけている人は多く、大人や高齢者に対する食育も必要です。

残念ながら、残業が多めな日本の労働環境では夕食の時間が不規則になりがちで、外食の機会の増加や栄養素の偏りを誘発する恐れがあります。また、昼食をコンビニなどでお手軽に済ませてしまう例が多く、健康面でおすすめの食事について学んでいても、それを活かすことができずに健康を害する例が多いのが実情です。

この辺りは働き方などの意識改革とも関係してくるため、食育だけで全てを解決するのは困難なものの、正しい食との付き合い方を社会人に周知することは欠かせないでしょう。

さらに、年齢を重ねると人間は食が細くなりやすく、健康への悪影響が出てくるケースも珍しくはありません。肉類などの高タンパクの料理を避けてしまい、結果的に栄養不足の症状が出るというのは加齢に伴って起こりやすい問題です。たとえ食習慣に大きな変化がなくても、消化や吸収といった体内の機能は、年齢と共に必ず低下してきます。

そのため、年齢を重ねてからの理想の食事、栄養バランスについて、高齢者に知ってもらうことも非常に大事です。

食育に関する仕事・職業

食育に関する仕事・職業

食育の資格を活かせる職業として、まず挙げられるのは栄養士と管理栄養士です。

各地の小中学校、あるいは給食センターに勤務し、給食作りに携わることで、子供たちに食育について知ってもらう機会を作れます。ただし、栄養士や管理栄養士は教員ではないため、食育に間接的には関われますが、子供たちに直接食育の知識を伝えることはできません。

しかし、一定の条件を満たした栄養士は、栄養教諭として食育の授業に携われるようになるため、栄養士や管理栄養士を経て栄養教諭を目指すという選択肢もあります。

栄養教諭の免許は3種類で、最も難易度が低い二種免許でも、栄養士免許に加えて短期大学士や学士の学位が必要です。ハードルは高めですが、子供たちに食育の大切さを直接教えられるのが大きな魅力です。

学校以外に、介護施設や福祉施設、入院施設のある規模の大きな病院なども栄養士や管理栄養士の力を求めており、栄養士や管理栄養士になれば仕事の選択肢が大きく広がります。

食品業界や公的研究機関などでの食品、栄養素に関する研究職も、食育の知識を活かしやすい職業です。また、食品業界の品質管理の仕事では、食の安全などの食育の知識が改善案を出す時に活きてきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

食育への関心は高まっており、資格もたくさんあります。通信講座で勉強できるので、社会人の方や子育て中の方でも資格取得を目指せます。

講座名に講座の公式サイトへのリンクを貼っています。

食育に関する資格 講座 税込受講料
食育栄養アドバイザー ラーキャリ 39,500円
食育インストラクター がくぶん 39,900円
離乳食・幼児食コーディネーター ユーキャン 32,000円
食育実践プランナー ユーキャン 39,000円
食育メニュープランナー たのまな 25,300円
親子で食学 食学Baby/親子で食学 食学Kids たのまな 41,800円
オンライン食育栄養士資格 Smart資格 27,800円
幼児食インストラクター キャリカレ 38,600円
アレルギー対応食アドバイザー キャリカレ 51,800円
食育アドバイザー キャリカレ 38,600円

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